どうも、須貝です。
15日、連休明けの火曜日に仕事の面接で恵比寿に行って参りまして、その後特に用事もなかったので(やらなきゃいけないことはたくさんあったんですが)、お昼時の恵比寿をぶらりと歩いておりました。
久しぶりにガーデンプレイスに行って写真美術館にでも行ってみようかと、意気揚々と動く歩道も使わずにてくてくと歩いていくと、真っ青で抜けるような空が広がっております。気温は低くても陽射しはぽかぽかと温かです。
が、写真美術館に向かう道すがら嫌な予感がひしひしと。祝日の月曜の次の火曜は普通、美術館は休館となります。もしや…と思って行ってみるとやはり休館。残念でした。写真美術館前の通りに並ぶ植田正治さんの『妻のいる砂丘風景』を二分ほどぼんやり眺めます。
僕はこの写真がとても好きです。植田さんの写真がそもそも好きなんですが、この砂丘のシリーズと子供たちを撮った作品群がとても好き。格好いい空気感と、フィクションなんだけどその中にある冷たいリアリティがなんとも言えません。いいです。
好きな写真家を三人挙げろと言われたら、必ずその中に入ります。後の二人はヴォルフガング・ティルマンスとアレクサンドル・ロトチェンコです。
それはさておき、ランチ時で混み合い始めたコンビニでコーヒーを買い、二十分ほど日向ぼっこ。明らかに勤め人ではない格好でしたが、かといってスーツの人も余り見かけませんでした。意外ですね。
寝そうになったのでようやっと重い腰を上げ、今度は一路大久保へ。ランチの安い韓国料理屋へご飯を食べに参ります。
大久保の街中へ出て驚いたのが、日本語と同じくらいの頻度で韓国語が聞こえてくるんですね。道を歩く四人組の男性たちも韓国語、松屋から出てきた二人の女性も韓国語。東京にいながらにして軽い海外旅行気分です。
お店では500円の日替わりランチを頂きます。その日はユッケジャンでしたが、肉は発見できず。少々騙された気もしましたが、ご飯も小皿もお代わり自由だからまあいいか。美味しかったし。
お店の中で韓国のテレビ番組が流れていたのですが、何となく日本と構成が似ているような気がしました。『鶴瓶の家族に乾杯』的な番組でしたね。旅をしていた黒い革ジャンの男性は向こうでは有名なのかもしれません。
ちょっと考えたのですが、その国の国民的な人って、他の国から見たらどう見えるんでしょうかね?タモリさんなんてそのいい例だと思うのですが、黒いスーツにサングラスをかけた怪しい東洋人、なんて見方をされてはいないでしょうか?
ブラジル辺りだったら、もしかしたらただのハゲたおじさんが国民的な司会者だったりして…そんなこともあるでしょう。
さらにその後中野へ戻って、てあとろ先輩の岡部さんと久々にビリヤード。その後沖縄料理を食べに行って帰宅と、かなり充実した一日だったのでした。
僕は一日に三つ以上用事を入れたくないというぐうたらな理想を持っているのですが、色々とブラブラ歩くのは好きです。買い物するのが一番好きなんですが、お金がない時はチェックだけして、後で買いに行きます。
ちょいと疲れましたが、いい一日でした。