どうも、須貝です。
今頭が完全に書くモードなのでブログを書きます。かきかき。
などと言いつつ十月入って最初の更新です。すみません。もうそろそろ半分終わります。ヤバいっす。
今は箱庭円舞曲の台本覚えの合間に、来年上演予定の二人芝居の脚本執筆と、以前書いた小説の手直しをしています。後はこないだやった三人芝居『浮遊』の手直しね。再演に向けて、ね。
僕は結構、言葉に救われています。
自分を鼓舞するためだったり見つめ直すためだったり戒めるためだったり気持ちを整理するためだったり気持ちを伝えるためだったり、とにかく言葉を信じている所があって、頼り過ぎだなと思うことも多々ありますけど、概ね救ってもらっています。
それはもちろん人の言葉を目にすることでもそうなんですけど、僕の場合自分で何かを書くという行為そのものが精神衛生を良好に保つために役立っているというか、それによって自分を維持している節がある。そういう意味では役者をやることよりもずっとライフワークと呼ぶに近くて、もしかしたらいつか役者をやめることはあるかもしれませんけど、多分書くことをやめるのは死ぬ時だろうなという気がする。
だから文章を書くことで売れる売れないということは僕にはあまり関係ない。売れたらもちろん嬉しいからそのための努力はしますけど、どちらにしろ続けるだろうという、そういう確信があります。
僕が言っているのと同じような理由で役者をやっている方は結構多くいて、そういう方を批判する役者仲間もいるけど、僕は上で述べたような理由から、一概に責める気持ちにはなれない。お客様からお金を頂くというシビアささえクリアしていれば（もしもらっていたらの話）、僕はどんな形で何に関わろうが、他人の与る所ではない気がするんです。
とは言え、やっぱりお金もらってる奴らのシビアさは正直全っ然違うけどね。話にならない差があるよね。だから書くこともお金になれば、きっと次のレベルに行けると思うんだ。やるからには最高を目指したいので、そのためには結局、お金を得ることを考えていかなければいけないような、そんな気もするしそうじゃない気もしてる。
とにかく今は、書きたいものをただ衝動のままにひたすら書くという、それで良しとしています。
そうやって書いていてよく思うんだけど、本当に役者をやっていて良かったなと、考えるんです。
もし役者をやっていなかったら、きっと僕の文章はもっと、頭に寄ったものになっていたような気がする。
これは感覚でしかないんだけど、戯曲を書く人でも役者をやったことがある人とそうじゃない人とでは、使っている部分が違う気がするんです。頭で書いてるか身体で書いてるか、みたいな。ここで言う役者やったことがあるってのは1、2回舞台に立ったことがありますよとかそのレベルではなく、割とちゃんとやっている人、って意味で。
別にどっちが良い悪いの話ではないんだけど、このバランスはいい方がいい。小説家さんでも、「お、この人の文章体重乗ってんなー」と思う人って大抵従軍経験があるか元々新聞記者だったかもしくはその両方か、どれかなんですよね。
これはとりあえず僕に限った話なんだけど、自分の身体一つで命のやり取りをする経験って、絶対的に僕には必要だった、ような気がするんです。だから良かった。
そう考えるとスポーツ選手って絶対文章書いたらいいのになーって思うんですけど、あまり知らないんですよね。須藤元気さんくらいしか思いつかない。長友さんもか。是非小説とか書いて欲しいです。あれ、須藤さんは書いてるの？多才だな!!
何の話か分かんなくなったけど、
言葉を紡いで救われて、
そのお裾分けで皆さんも、
何かを受け取って頂ければ。
おこがましいですかね。偉そうですかね。
でも素直な気持ちですからね。仕方ありゃしませんね。
とにかく書きまくっとこー。