2013年3月15日(金)、雑記。

どうも、須貝です。随分久しぶりの更新となってしまいました。

公演終了のご報告やら出演情報やらです。と、他色々。

・箱庭円舞曲focus#3『円』、無事終了致しました。ご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、誠にありがとうございました。箱庭では久々の短編集で、本当に楽しくやらせて頂きました。出演者の方々も勝手知ったる人たちで心安かったし、あごら劇場もどうも昔よく使った早稲田どらま館を思い出させる趣で相性が良かったようです。好きだったあのキャラやこのキャラをやらせて頂けまして、それも、懐かしい人に会うような気がして良かったですね。次回箱庭は9月に本公演がございます。お楽しみに。

・ちゃんとした告知が大変遅くなってしまったのですが、先月出演させて頂いた夏葉亭一門会に再び参加させて頂きます!!以下詳細です。

○夏葉亭一門会vol.07
【日時】
2013年4月2日(火)~3日(水)
2日(火) 19時~
3日(水) 昼の部・16時~、夜の部・19時~
※昼の部と夜の部では出演者が異なります。ご注意ください。
【料金】
前売り1000円/当日1200円
※受付開始&開場は開演の30分前
【場所】
王子小劇場
東京都北区王子1-14-4 地下1F
http://www.en-geki.com/
【チケット購入方法】※以下のURLにアクセスし、ご予約下さい。(僕個人用の予約フォームになっています)
http://ticket.corich.jp/apply/43358/013/
【公式サイト】
http://natsubatei.seesaa.net/
【お問い合わせ】
E-mail/ natsubatei2011@gmail.com
TEL・FAX / 03-3911-8259

詳しい出演者などは公式サイトをご覧下さい。僕は4月2日(火)19時の回に出演致します!!お間違えなく。
ちなみに前回出演時の映像はこちら。→http://www.youtube.com/watch?v=we_PeGi3vKc

より頑張るぜ!!ご予約お待ちしております!!

・ワークショップをやっていて毎回感じるのは、誰かに伝えることによって、自分が何を大事に思っているかを知ることが出来るなぁということ。普段はそれをひどくぼんやりとしか自覚していなかったり、そういう、自分が大事に思うことに囚われ過ぎると、それをルールとして固まってしまう気がしてあえて遠ざけていたりするのですが、それでもやはりたまに再確認をしないと取り戻せなくなってしまう、そういう大切なことを知れるというのが、とても尊いことのような気がします。

・で、毎回言っていることの一つに、「なんでも試して、うまくいったら全力でそれをやり、失敗したらすぐ捨てて、またやってみる」ということがあります。稽古場は公然と失敗が許されている場です。これは一般の仕事の場ではあまりないことだと思います。その代わり本番のステージで失敗することに対する代償が大きいのかもしれませんが、これは演劇の大きなアドバンテージだと僕は思っている。

なんというか、今の若い人たち、これは僕も含めですが、どうしても最短距離で、最小回数で正解に辿り着けなければいけないという強迫観念があるようですが、そうすると自然、面白くない。否定するつもりはありませんが、たくさんのトライを繰り返して、何度も鉄を打つように作り上げたものは、そうそう壊れません。挑戦の回数や挑戦した時間の多さや考えた可能性の幅の広さは決して舞台上の僕らを裏切りません。恐れず、やる。何度もやる。うまくいったらひたすらやる。徹底的にやる。うまくいかなかったら捨てる。忘れる。そしてめげずにもう一度やる。役者の仕事は恐れないこと・飽きないこと。演出家の仕事は恐れさせないこと・受け入れること・期待すること・諦めないこと・飽きられないこと。

・役者に必要な力は二つしかないと思っていて、それは集中力と想像力。ハリウッドで言えば、最も集中力のある俳優はトム・クルーズ、想像力のある俳優はフィリップ・シーモア・ホフマンだと思ってます。その二人が共演しているマグノリアはいい映画。ミッションインポッシブル3も別に嫌いじゃないよ。

・劇団って、家族だなーと最近よく思ってて、それは各公演の座組でももちろんそうなんだけど、僕は劇団に所属していて劇団員としてやっているので、同じ劇団員はやはり家族だなとより強く感じます。古川さんや小野さんのことは本当の兄のように思っているし、はづーのことは姉とも妹とも思っている。じじさんは陽気な親戚のおじさん。スタッフの皆さんも、よく出演して下さる役者さんたちも、去っていってしまった人たちも、家族。

箱庭円舞曲で過ごしている、過ごした時期は、僕の人生の中でも最も大切な時期だと思うので、その時期を共に過ごした人たちはやっぱり、演劇に関わらず僕の人生に強く根付いた人たちなのです。だからこの家を出たとしても、ずっと変わらずに家族なんです。演劇を通して繋がることが少なくなったとしても、消えないものがあって、その事実が凄く心強いんです。ありがとうと言いたい気持ちになるんです。だから、ありがとう。

・カスガイ 2nd connect『バイト』が始動しております。詳細はこちらから。→http://t.co/gUKgcgwCii

2009年に立ち上がって、『リビング』という作品で僕を救ってくれたカスガイ。あの頃は何も出来なくて、でもしがみついて、助けてもらって、佐藤佐吉賞最優秀主演男優賞という贈り物をくれた。あれから4年が経って、ちょっとは立派になったはずの僕は、今度は僕と同じようにたくさんの人を救いたいと思う。

大切な場所だから、盲目になることなく、過信することなく、でも大切な場所だから、全力で挑んで、没入して、やっていきたい。ご期待下さい。

・何が大事か最初から分かって取り組めることはほとんどない。それを正確に取り出すのはとても難しい。もがいてのたうってそれを探すんだけど、いつか、それを探そうとすることが大事だと気付いて、そうやって自分の生き方を受け入れられる日がやってくる。そうやって自分の周りには、大事なものばかり増えていることに気付く。


あなたに触れたから この気持ちが張り裂けるほど 苦しい
あなたに触れたから この気持ちが限りなく暖かく 愛しい
この世界をまとめて全部 あなたにあげよう

楽しいことが目白押しです。まずは健康第一。体が資本。皆様もお体にお気を付け下さい。

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