建国の日。


どうも、須貝です。だいぶご無沙汰してしまいました。

いやぁ、建国記念日でしたね。日本の建国記念日は二月十一日、元々は伝説上の日本最初の天皇、神武天皇が即位した日だとされています。この即位した日を一月一日としていたのですが、それを今の暦に直すと大体二月十一日になるんですね。

もっと分かりやすい方だと、大日本帝国憲法が公布された日ですね。これがそもそも神武天皇の即位した日に合わせて出されたわけなんですが、何となくこっちの方が分かりやすいですよね。神武天皇は実在しない人ですから。

で、世界各国の建国記念日を見てみますと、国王や守護聖人の誕生日なんて場合もあれば、無血クーデターで政権が樹立された日であったり、オーストラリアの場合を見ると、最初の移民団が上陸した日になっています(こちらは「オーストラリアの日」と呼ばれていて、厳密には建国記念日ではありません)。

しかし圧倒的に多いのは独立記念日。つまり他国の支配から解放された日ですが、それだけ列強諸国が世界を分割して所有していたということなのですね。

日本のように憲法が公布された日、というのは、結構珍しいみたいです。

この明治憲法は、実はアジアでは二番目の憲法なのですが、実際に機能していた憲法という意味ではアジア初なんですね。
ちなみにアジア初の近代的憲法はトルコのオスマン帝国憲法。通称ミドハト憲法ですね。世界史で昔やったっけ。これは二年くらいしか機能してません。

祝日が来る度にその日をその日らしく過ごそうと思うんですが、結局普通の一日で終わってしまうんですよね。節分も何もしなかった(祝日じゃありませんが)…。

ま、こうやって意味を知るのも重要なんだ、と自分に言い聞かせておきます。

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