どうも、須貝です。
パブリックシアターの稽古場に入って何日か過ぎました。
今シアタートラムでは『死神の精度』を上演しているので、香川照之さんやラサール石井さんと時々廊下で擦れ違います。
柿の共演者の中には、観客でいらっしゃっていた有名人の方々と会った人もいるそうで。なんかいちいちドキドキしますね。
いつか僕も誰かにドキドキされたい。
最近思うんですが、前から知り合いだった人とでも、過ごす同じ時間が増えれば増えるほど印象が変わっていって、その人に関して新しい発見がどんどん生まれたり、もっと好きになったり、その人に対している時の自分の態度や気持ちや感じ方が変わっていることに気付いたり。
人間関係にも味わいというものがあるんでしょう。好きな人とはもっともっと、まだそれほど親しくない人とはさらにもっと、まだ見ぬ人とは早く出会いたくて、仕方ない気持ちになってきます。
嫌なことも面倒なことも後悔することも、嘘吐くこともこのブログで綺麗ごと並べて一人だけ救われることもたくさんありますが、そういう人間関係の中にいる自分は、何はともあれ幸せなんじゃないだろうかと思います。
自分が絶えず変わっていっているのなら、相手も変わっていっているはず。いつまでも同じ人だと思って接していると、相手の大事な変化を見落とすかもしれない。
自分に余裕があったら、相手のことに気付くなんて簡単なんだろうけど。俺は自分にしか興味ないからなぁ。
自分との関係にも味わいはあるもんなんでしょうか。