どうも、明日は晴れるらしいですけど、やっぱりこちらは雪が降らないんですね~。
昨日から携帯の調子が悪くて長文のメールがなぜか送れません。やっぱりソフトバンクなんかやめてauにしようかな。
と、いうわけでして、今年も残りあと二週間ほど、皆さん2006年はどうでした?
寒かったり暑かったりは基本的にダメなんですが、雪国生まれのせいか、まだ冬の方が耐えられる気がします(盆地だったから夏も相当暑かったんですが)。
冬の方が楽しみに思うことが多かった気もしますね。そんな冬の楽しみを懐かしさもこめて振り返ってみたいと思います。
1.吐く息の白さ
・吐く息が白くなるのは見てると楽しくなって子供の頃から好きでした。映画なんかで「ロッキー」とか見てるとスタローンの吐く息が白かったりするのがカッコよく思えたり。スタローンは嫌いですけど。「ロッキー」だけじゃなくてハリウッド映画なんかで寒そうにして白い息を吐いてるのになぜか憧れてた時期がありまして。それがかっこよく見えたんですね。
・ただ鼻呼吸してて鼻から白い息が出るのは恥ずかしくて嫌なんですが。
2.朝起きた時のあまりの寒さ
・あまりにも寒いもんでテンションが上がります。山形は寒かったけど、中野の家も隙間風がピューピューで相当厳しい。
・実家にいた頃はヒーターに室温の表示があって、朝起きるとそれが「エラー」って表示されてるわけです。何が起こったのかと思ったら、何のことはない、室温が0℃以下になっていたのでした。冷蔵庫並に寒い。
3.霜柱
・これは暖かい地方の人、かつ都心に住んでる人にはあまり馴染みがないのでは。そんなことないか。
・土の中の水分が凍って、柱のように土を押し上げる現象です。こいつを踏むとサクサクといい音がします。
・遅く起きたりすると登校途中の霜柱は大抵他の奴らにすでに踏み潰されていたりします。そのために早起き。
4.雪の足跡
・夜の内に降り積もった雪は真っ白に滑らかであります。その何もない状態の雪野原に初めての足跡を付けていくというのは言いようのない快感です。北極点の人類初の到達を目指す旅に似た気持ちなのではないだろうかと子供心に思ったもんでした。
・で、こいつもあまり競って未到達の部分を突き進んでいくと、柔らかい雪とか草むらとかに足を取られ、恥をかくことになります。
5.雪合戦
・雪国の雪合戦は生半可なものではありません。リアルに合戦です。必ず泣き出す奴が一人か二人はいたもんです。
・雪玉の中に石を入れるなんていう卑劣なことをする奴もいましたが、それは明らかな反則のため雪国の人間はやりません。代わりに氷の塊を拾ってきて雪でコーティングして投げます。これも最早殺人的な玉です。下手したら脳挫傷を起こすことでしょう。
・こういう反則手はかなり無茶な奴らがやってたわけですが、普通はこんなことしません。雪玉作りのうまい奴というのはクラスに必ず一人はいて、中心に硬い層を作り、それをさらに雪で押し固めるといった二層構造の玉を作る奴、握った雪玉を一日戸外に放置して、次の日に硬くなったその玉を使用する用意周到な奴もいました。すでに子供の遊びのレベルを超えています。
・先生なんかが参加すると大変です。本気で女の子の顔面に投げつけたりします。しかしそれは体罰ではなく、あくまで合戦です。戦場に女も子供も師弟関係もありません。
6.スキー
・僕は流行りに流されずにいつまでもスキー派です。いまさらボードに転向しても…という思いもありますが。
・小学校ではスキーの授業がありました。クロスカントリーの板を履いて学校に通った記憶もあります。高校でもスキーの授業がありましたね。
・高校一年の時にスキー部だったため、レーシングのスキーなんかもやってました。うまい人ばっかりでね。旅館の息子とか。大会では全然勝てませんでしたが、おかげでかなり上達できました。今年こそは行きたいな~。
7.こたつ寝
・最高ですね。人間を最も堕落させるものはこたつなんじゃないかと思うくらい、人々の闘争心や意欲を削ぎます。
・うちは下の子が生まれるまでずっと四人兄弟だったんですが、家族全員がこたつに足を突っ込んだり寝転んだりすると当然狭っ苦しくなるわけで、そこは誰かが譲り合いの精神を見せなければならないのです。これも一種の社会勉強、兄弟は多い方がいいと思います。
8.風呂
・温泉に行きたくなりますね。冬はやっぱり風呂がいいです。
・ゆず風呂っていいんだろうか?やってみたい。
9.クリスマス付近の人々のソワソワ
・「何の予定もないんだよ~」なんて広言している内が華ですよ。毎年何もなかったらそんな強がりすら出なくなります。毎年クリスマスの時期に芝居してたりね。
・街中がクリスマス気分に浸っているのも、最近は少し許せるようになって来ました。ただLEDライトの普及によってきらびやかに飾り付ける家が増えたのは正直どうかと思います。
10.路面のツルツル
・一度、凍った路面を自転車で走っていたら死にかけたことがあります。ブレーキ踏んだら思いっきり転倒して、そのまま自転車も自分も滑って対向車両に突っ込みそうになったんです。あの時のドライバーの驚いた顔は一生忘れないと思いますね。
・よくこの時期になると街中で滑って転ぶ人なんかが報道されます。「雪国の人は転ばない」なんて言ってますが、僕らだって転ぶ時は転ぶんです。そんな時だけ羨ましがられても困ります。
氷柱なんかもよく集めてましたけど、ありゃ落ちて来る時にはほとんど凶器ですからね、皆さんも雪国に遊びに行った時は軒下に入らないようにしてください。
こんな話をしているのも、最近少し実家が恋しくなってきているからです。今年はゆっくり帰りたいんだけどなぁ…