吉祥寺にいます。


どうも、須貝です。

柿喰う客も二公演を終え、何とかほっと一息吐いている所でございます。例によって吉祥寺は全く満喫していません。

新しい自転車もようやく届いて、劇場に入ってからは吉祥寺まで自転車で通っていますが、ニューチャリは疲れなくていいです。四十分くらい乗っていても、全然楽です。行き帰りの時間に雨だけ降らなければいいなと思っています。

何だか毎日朝起きる度に体のどこかが痛くなっていて、喉の調子も少し芳しくなくて、でも劇場に行くと何となく楽しくやっていていつの間にか終わっている、そんなお芝居です。柿喰う客という団体に関わって、初めて長くやる公演です。目一杯楽しんでしまおう。

今日、一人で楽屋の隅っこで音楽を聴きながらスタンバイしていた時、なぜかずっと「孤独」ということを考えていて、ぼんやりと「孤独」ってなんなんだろうって、傍から見たらよく分からないことを考えていたんですけど、僕は「孤独」って言葉にはあんまりマイナスイメージがなくて、「ひとりぼっち」の方が寂しいような気がするんですね。

「孤独」って状態が存在するためには誰かが傍にいるという状態があって、時々逃げたくなるけどまた帰っていく人間関係みたいなものがあって、そういう温かい世界を確かめる言葉のような気がして、自分でも何言ってるか分からないんですけど、そんなことをぼーっと考えていて。

皆でワイワイやってる最中にふっと一人になる瞬間とか、凄く好きです。飲み屋の個室トイレとか。

作品とは全然関係ないんですけどね。

31日までやってます。もし吉祥寺に遊びに行こうと思っている方がいたら、ちょっと覗いて行かれては?

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