負けてたまるか。


どうも、須貝です。

本番が近付いています。もうあっという間です。

最近やっと、自分の体が自分の思うように動く感覚というか、自分の理想とするイメージに身体が近付いていく感じ、それは体だけじゃなくて心情のコントロールや空間の把握や存在の仕方というものの理想に近付いていく感じ、今そこからどれだけ遠いか、何をすれば近付くんだというようなことが、少しずつ、少しずつ掴めてきたような気がします。

本当に少しずつ。

毎日、ふざけんな、お前はもっとやれよ、もっとしんどい思いして高めろよ、サボってんじゃねーよと自分に対して思う。思うだけでは意味が無いので、形にしようと思っています。

僕は多分、自分が嫌いなんだろうと思います。僕は自分が信用なりません。すぐ嘘を吐くしすぐサボるし。

僕は多分、人と何かを共有するのが苦手なんだと思います。一人でいる方が気が楽です。

もう、僕が演じたり書いたりその他何か他に対して発するということをやっている理由は、それをどうしようもなく求める衝動があるというだけの様な気もします。

人から比べたらそれは大した衝動じゃなく、僕は人から比べたらずっと甘ちゃんで温くて先の無い人間なのかもしれないけど、僕にとってその僕の中の衝動は一大事で、無視することが出来ない。

何かする度に激しく後悔して自分を殺したくなるほど憎んで、それでもその先に、何かがあるような気がする。その希望が人を追い詰めるのかもしれないけど、先がなければ結局今だってないも同じで、そんな生き方は金を積まれて頼まれたってしたくない。

自分が嫌いだけど、信じてやりたいし失望したくない。

人と通い合う瞬間に得られる感覚は、一人では味わえない。

僕が今やっていることは意味がなくて結局無駄で徒労に終わるのかもしれないけど、納得いくまでやったとしたら、僕は多分その無駄を恥じない。大手を振って十年無駄にしたと言えるだろうと思います。

出来ればそうでありたい。

負けてたまるか。

負けてたまるか。

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