明日から劇場入りでございます。

明日から後輩のお芝居の音響として劇場入りします。

バイトやらなんやらで気付けばベッドで最近寝てません。直前にならなければ頑張らないクセは健在ですな。

僕が去年の五月までいたてあとろ50’の二つ下の代の子らの舞台なのですが、その代の人たちのみで基本的にはするわけですね。若くて初々しい感じがとっても好感持てます。…といっても同い年や年上がいる。複雑な気持ちです。

そう思ってみると、自分が二年前に同じように同期連中とお芝居をやっていたわけですが、もう二年も前かい!ってな感じで驚いてます。
二年で一体どれだけ自分は成長しているんだろう…?
春休みということもあり、高校の時の演劇部の仲間を無理矢理(新潟と富山から)呼びつけ、未熟なお芝居を見せた上に、三日くらい拘束して家に泊めたのでした。朝まで寝ずに話してた記憶があります。あ、やっぱ若いね。あの頃は19ですわ。信じられん。

あの頃の自分が抱いていた二年後はもっとすごかった…人間てそんなもんでしょうか?

●あの頃の二年後

早稲田の舞台で大活躍。
→スカウトメンの目に止まる。
→各事務所で取り合い。
→ホリ・プロが契約金二千万円で獲得。
→NHK朝の連ドラに、主人公の幼馴染役で出演
→月9で不動の脇役キャラを確立
→たまたま日本滞在中にテレビを見ていたメル・ギブソンの目に止まる。「ここにも天才の遺伝子が…」と、メル驚愕。
→ハリウッドへ。メル・ギブソン監督作品、「ブレイブハート2」で、メルの息子役のマット・デイモンの従者役を見事に演じきる。マットをして、「彼が気になって、いつもの二倍演技するのが疲れた」と言わしめる。
→帰国。「八時だよ、全員集合」を復活させる。
→この頃から長澤まさみとアッチッチ。
→ゴールイン。

……と、ここまでが二年後です。
現状は哀れすぎる。

さきほど後輩の年齢の話をしましたが、早稲田なんかだとやっぱり浪人の人も多くて、サークルなんかで代が二つ下でも同い年なんて普通にあるわけです。それでもてあとろ50’なんかましな方で、他の学生劇団には26歳の新人が入ってきたというんだから驚き。26にもなれば、成功してる人は普通に下北やらトップスやらで主宰公演してますって。

同い年や、年下に「しっかりしろよ!」なんて怒られた日にゃ、人間の小さい自分には耐えられないでしょう。
ぶっちゃけ敬語なんか使わなくていいし、「おい、須貝、皿磨け」とか言ってもらってもいいんだけど。

どっちにしろ、まだ何にも染まらぬ感じがいいですね。毎日見ていて楽しいです。暇な方は是非足をお運びください。

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