その使っていない両手で何を…

どうも、さっきほか弁で弁当を買おうとしたら、家に財布を忘れたことに気づき、せっかく作ってもらったのに買えなかった須貝です。

この季節の移行の時期が苦手なのは昔から変わらないらしく、どうせなら早く冬になってほしいなんて考えてますが、冬になったらなったできっと嫌なんだろうと思います。

さて、タイトルにも書きましたが、いまだに理解できない行為として、「両手を離して自転車をこぐ」というものがあります。

別にその余った両手で何かをしているわけでもないし、見た目がそこまでかっこいいわけでもないし、腕を伸ばさないから疲れないかというとそう変わるような気もしません。そんなら時々やればいいだけで、何もずっと離しっぱなしじゃなくてもいいのに…と思ってしまうのは僕だけでしょうか?

僕は両手離しの運転はできませんが、できなくて困ったことなどない、と断言できます。だって危ないし。でもそうやって両手を離して運転したい人たちのやる気をそぐのもなんだかあれですので、こんなことをしてみては?と思うことを提案させていただきます。

1.読書

・これはかなりポピュラーというか、誰もが考えそうなことですよね。通勤や通学、移動の最中に、ただ自転車をこぐだけでは物足りない…その時間を有効利用しようというわけです。

・しかし、言うまでもなくかなり危険です。面白い小説を読んでいればなおさら、周囲への注意力はほぼゼロということになり、死亡事故へと繋がる可能性も。ならばつまらない小説を読めばいいのでは、と言われるかもしれませんが、つまらぬものをそこまでして読みたくはありません。

2.筋トレ

・これはかなり実用的なのではないでしょうか。筋トレとはつまり片方3キロ以上の鉄アレイを使って腕の筋力を高めることを指します(3キロ以下では筋トレの部類に入りません。あくまで個人的に)。

・自転車をこぐことで脚力を、鉄アレイで腕を、そしてさらにバランス感覚も養えるというのですから、一石三鳥と言えるでしょう。

・しかし、これもまた問題があります。とっさのことが起こった時にブレーキを握れないのです。

・しかしそこで主張を曲げないのであれば、鉄アレイを握ったままブレーキを握るという神業的な回避方法もあります。これによってさらに握力と瞬発力すら鍛えることができ、一石五鳥となるわけです。

3.ニンテンドーDS

・今流行りですからね。もちろん脳を鍛えます。

・これも夢中になり過ぎると大変な事故に。いつぞやのポケモン騒動のように自主規制の必要などが生じると本当に興ざめなのでくれぐれも気をつけてください。

4.スケッチ

・これはもちろん美大生が、「流れるような風景をスケッチしたい」、と言う際に使われるわけです。

・両手を離して自転車を颯爽と駆り、流麗なタッチでスケッチする美大生…まさに「はちみつとクローバー」の世界です(誤)。

5.ビートを刻む。

・皆さんにも経験はないでしょうか。文化祭一ヶ月くらい前に、「俺たちとバンドやろうぜ」の一言でバンドを結成することになったことが。そんな高校時代の甘い青春を思い出してください。

・楽器など何もできなかったりすると、ボーカルか、もっと無謀であればドラムに回されます。ボーカルならばまだましですが、ドラムになんぞされた日には、それこそ毎日血の滲むような努力をしなければなりません。寝る間を惜しんで8ビートを刻むわけです。

・そこで、この自転車の両手離しです。通学の時間も惜しむから、その間にスティックをもって、自転車のハンドルをシンバル代わりにチキタクチキタクやるわけです。

・もしかしたら勘違いしたバカな女の子が、「カッコいい!」とか思って一目ぼれしてくれるかもしれません。そうなったらこっちのもんです。

6.煮物を作る。

・煮物はとにかく時間を食います。何時間も煮っぱなし、しかも目が離せなかったりするとそれこそ大変です。一日何もできなかったりします。

・これは西洋料理におけるデミグラスソースとかジャム(適当)、カレーの玉ねぎ、ラーメンのスープ作り、中華料理のトンポウロウ(だったっけ?)などでも同じく、目が離せず、時間のかかる料理なんてものはいくらでもあるわけです。

・そこで!両手離しが役に立つわけです。右手に鍋を、左手にカセットコンロを持てば、自転車に乗りながらにして煮物作りが可能になるのです!これでどこへでも行けるようになります。

・これはどんな料理にも応用できるテクニックですが、さすがにラーメンの寸胴は持てないかもしれません。

7.株

・目が離せないものの代表格と言えば株でしょう。絶えず変動する株価を随時チェックし、売り買いのタイミングを計るわけです。トイレに行っている隙に株価が大暴落なんて、ない話ではありません(たぶん)。

・そんな時でも移動する必要に迫られるのが人生というもの。醤油が切れちゃったり、大好きなネットアイドルの写真撮影会にだって、ツンデレカフェにだって行かなければなりません(アキバ系の単純なイメージ)。そんな時にどうするか!?

・そう、両手離しの登場です。これならいかなる状況下であっても絶対に株価の変動から目を離すことはありません。なにせパソコン持ちっぱですから!

・しかもイメージ的にビジネスマンっぽくなること請け合いです。たとえ下半身がすごいスピードで必死こいて自転車をこいでいたとしても、両手に持ったパソコンと、時々携帯電話にかかってくる重要な電話(なんかすごい取引の連絡)によってビジネスマン萌え度は格段にアップします。

…とか何とか言ってきたけど、本当に危ないと思うから皆さんしないでくださいね。

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