ワークショップ後記。

どうも、須貝です。

昨日で須貝ワークショップが終わりました。急遽思い立ってバタバタと準備したワークショップでしたが、なんとか終えられて良かったです。参加して下さった皆様、情報を広めて下さった皆様、誠にありがとうございました。
来年通年でやっていくつもりのワークショップのプレ的な内容でしたが、3日間3部ずつ全然違うことを色々と試せたので、とても充実したワークショップでした。

あまり大っぴらに言えなかったのですが、28歳になる前に、それまでの自分の得たものをもう一度見直したい、まとめてみたい、とも思っていました。裏側の、ごく個人的な動機ですが。

やっぱり自分で考えていることを、一度他人に預けて鍛えてみないと、使い物になるかどうかが分からないもので。ただ、ワークショップも回数を重ねてきているせいか、その辺の予測があまり外れなくなってきました。もしくは、ずっとぐっと良い方向へ裏切ってもらえたりして、凄く凄くありがたかった。

以前の自分を思い返したり、自分の書いたものを読み直したりすると、いかに自分の頭の中や行動の理由が自分にのみ占められていたかということを思い知らされます。
生きていく、歳を重ねていくその段階で必要なことなのかもしれませんが、そうやって結果、一人で生きていくのはあまりにも辛い。悲しいことです。

今は、自分以外の人たちに興味があります。たくさん話してみたい。どんな生き方をしてきたか、どうなりたいか、何を大事に思っているか、どんどん聞いてみたい。触れてみたい。僕じゃない風景を見てみたい。その作業がとても楽しい。今まで避けてきたのに。

だから今は本当は、役者よりも演出がやりたい。演出のお仕事が出来たらとても嬉しいなと思っています。

いつも何をしていても、頭をもたげてくる一つの疑問。

僕は良くなっているんだろうか。ちゃんと前へ進めているんだろうか。間違っていやしないだろうか。

負けないで、闘っていきたいです。