突然ですが、料理マンガって結構多いですよね。
今思いつくだけでも、結構ありますが…最近だと新ジャンルとして『焼きたて!!ジャぱん』なんかが新たに「パン」を題材に扱っていたりしましたが(最終的に色々と方向性を失っていた感はありますが)、本当に多い!
『美味しんぼ』、『中華一番』、『ザ・シェフ』(グルメ版ブラック・ジャック)、『クッキングパパ』(玄田哲章と言えばこれ)、『ミスター味っ子』、『ラーメン発見伝』、『OH!MYコンブ』(懐かしいでしょ?)、『鉄鍋のジャン』、『華麗なる食卓』、変則モノでは(そんなジャンルがあるとするなら)『ソムリエ』や『バーテンダー』などが挙げられるのではないでしょうか。(チョイスに偏りがある気がする)
こんなにあってよくネタが尽きないなと思うものですが(美味しんぼだけで既に物凄い量やってるぞ)、ということで、ちょっとそんなグルメマンガについて考えていきたいと思います。まずはこちら。
その一.『美味しんぼ』
・まさにグルメマンガの金字塔。究極と至高の対決(何のこっちゃ)が毎回ハラハラドキドキ、山岡さんと海原雄山はいつになったら和解するんだと誰もが思うままに、もう単行本97巻まで出ちゃいました!
・『美味しんぼ』に関してはアニメから入った人も多いはず。「アニメの方がいい」と言う人が多いのは、やはり単純に山岡さんが八頭身でちょっとかっこいいからではないでしょうか!
・さすがにそんだけ続いていれば登場人物も膨大な数に。名前があるキャラだけでなんと1700人以上いるそうです。ちなみに山岡さんと栗田さんの子供は双子。二卵性双生児で名前は陽士と遊美だって(そろそろどうでも良くなってきたか?)!
・うちの兄はしばらく「びみしんぼ」と読んでいた(確か)。間違いに気づいた後も改めず。ちなみに「安売王」を「あんばいおう」と読んでいたエピソードはあまりにも有名である(どこで?)!
・よく記憶にありませんが、サブキャラで山岡さんと栗田さんにそれぞれ恋する二人が、共同して何とか二人の仲を裂こうとしてたらそのままくっついちゃった、みたいなのありましたよね。近城さんと二木さんだっけ?そういうラブコメ的な要素も多大に持っているのであります。とにかく作中で知り合って結婚している人は凄く多いぞ!
○決してあってはならない『美味しんぼ』内事件!!
1.山岡さんと栗田さん、破局。
→即打ち切りです。
2.山岡さんと海原雄山、和解。
→ファンとしてはジレンマですが、これもあってはなりません。
3.富井副部長、出世して秘書室長に。
→それでも難癖つけて文化部に顔を出すと言う形で再登場しそうである。
4.富井副部長、リストラ。
→それでもしぶとく出続けそうである。
5.中松警部、殉職。
→死因は食べ過ぎ。
6.「岡星」炎上。
→これ、ネタで書いたら実際に本編中にあったエピソードでした。無茶苦茶やるぜ、雁屋さん!!
7.栗田さんの料理を食べた後のコメントに遂に放送規制が。
→「熱くてモチモチ!」や、「中がトロトロ!」、「シコシコしてる」、挙句の果てには「シャッキリポン(実際に言ったらしいぞ)」などと言う破廉恥発言が遂にお上の逆鱗に触れる。「かわいい顔してそんなこと言ったら犯罪者が増えちゃうだろ!」と説教される羽目に。
8.山岡さん、解雇。
→仕事ぶりを見ていると東西新聞の大らかさが窺えるが、「俺は料理頑張ってんだから他の仕事は別にいいんだよ」とでも言いたげな山岡さんの態度には、いつか鉄槌が下るかもしれない。
9.「岡星」爆発。
→さすがにこれはまだない。
10.「美食倶楽部」爆発、炎上。
→原因は雄山に怒られた料理人の腹いせ。
11.快楽亭ブラック、人間国宝に。
→「快楽亭」はさすがにないんじゃないか?名前として。
12.山岡さん、料理を全否定。
→「食えりゃいい」発言で栗田さんとの関係が劣悪に。
13.田畑さんと花村さん、遂に山岡さんの凄さに気づき、尊敬。
→いい加減気付けよ!なんで未だにそんなに扱いが低いんだよ!
14.「究極」と「至高」がなんかごっちゃになる。
→「それでは山岡さんの至高の…あれ、違うや、究極のメニューに対して、海原さんの究極…あれ?あ、至高、いや、至上?極限のメニューだっけ?昇天?…えーっと、とにかく海原さんのなんか凄い料理!!」
15.至高のメニューで女体盛り登場。
→明らかな方向性の転換である。
16.対する究極のメニューはわかめ酒。
→親子揃って発想が似通っている。
17.山岡さん、再び料理を全否定。
→「腹に入れば同じ」発言で栗田さんに軽蔑される。
18.山岡さんと栗田さんの息子・陽士の初めて喋った言葉が「山椒」。
→小粒でもピリリと辛いってか!?
19.山岡さんと栗田さんの娘・遊美の初めて喋った言葉が「紅芋」。
→私も紅芋みたいにスウィートな女になるわ、ってか!?
20.現在三人目を妊娠中の栗田さん。生まれてくる子供の名は、男の子なら「喰太郎」。
→女の子なら「別腹」。カタカナ表記すると「ベルバラ」みたいでちょっとお洒落。
21.山岡さん、三度料理を全否定。
→「胡麻油入れりゃあ何でもうまくなる」発言で栗田さんから離縁の申し出が。
…と、まあこれだけ長く続くからにはギャグマンガ的なお約束もあるわけで、そこに人間模様が盛り込まれて行くのがまたいいのですね。親子の確執とか、ご飯三杯はいけます。政治問題など偏りはあるにしろ、いつまでも続いて欲しいものです。
さぁ!次回は皆大好き『クッキングパパ』だ!(未定)