3.『ポケモン』を実写化!!
・さぁさぁ、夏休みの宿題のレベルを軽く超えて参りましたよ!
・夏休みに映画撮るってなんとなく高校の映画部っぽくて甘酸っぱいですけど、規模が違います。これで喫煙室代わりの校長室でうだうだ管を巻いている先生方も、「ポケモンじゃしょうがねーなー、エクセレントゥ!!」と嬌声を上げるに違いありません。
・実写化と言えばAKIRAをワーナーが買ってたりドラゴンボールをルーカスだかスピルバーグだかがやるなんて噂も持ち上がってましたけど、言うなればこの全く必要のない実写化の流れに乗っているわけです。イェイ!!
・映画もまぁ撮るのに数年かかっちゃいますよね。ですんで今年の課題は捨てて下さい(三度!!)。勝負は数年後(アバウト)!!
・まず映画作りにはお金がかかります。よくハリウッド映画は総製作費何億ドル、なんてことを宣伝文句にしていますが、ある人の言葉を借りると、「映画一本作るのにこんだけかかっちゃいました、って能力のなさを言い触らしちゃってる」わけでね、そんなこと自慢してもね。
・そうは言ってもお金がかかるのが映画ってもんです(よく知りませんが)。そこでお父さんに頼み込んで一億円ほど掻き集めてもらいましょう!!なーに、臓器を何個か売ってもらえばチョチョイですよ(重い!!)!!
・さぁ、お金が集まったら次はキャスティング。基本的にはアイドルを出しまくって収益を上げる作戦で行きます。
○まずはサトシ役。ここはハリウッド経験のあるアイドル、二宮和也君で勝負だ!!
○そしてカスミ役、ここも売れ線狙いで長澤まさみちゃん!!この時点で大ヒット間違いなし!!(認識が甘い!!)
○さらにタケシ!!細目でちょっと年上という設定からやっぱり憧れの浅野忠信さん(アイドル?)。かっこよすぎるぜ!!
○そしてロケット団のコジロウには妻夫木聡さん!ムサシにはキルスティン・ダンストだ!!ムサシに関してはただ僕が好きという理由だけでこのキャスティングだ(無駄に!!)!!
○ここで問題となってくるのはピカチュウとニャース。二匹とも主要キャラなだけにCGでは済ませたくないのが人情というもの。
→まずはニャース。このコミカルなキャラはやはりエディ・マーフィーかジム・キャリーにしか出来ないのでは。二人とも特殊メイクは慣れていますしね。この時期の二人のスケジュールを確認して空いている方に決めてしまいましょう(バイトのシフトを入れる程度のノリ)。
→さらにピカチュウ。あの可愛らしい面貌と時に強力なあの電撃のパワー。この二つを併せ持つのは国内を探してもハリウッドを探してもなかなかいない…
→いや、一人いるじゃないですか!!そう、皆さんもお気付きのことと思いますが、そう!!藤岡弘さんです!!彼なら恐らく黄色い柔道着を着るだけでピカチュウを演じ切れるでしょう(ムリ!!)。
・さて、ここまでのキャスティングでほぼ製作費の全てを使い切ってしまうわけですが(藤岡さんへのオファーで七千万円ほど消費)、ここまで決まってしまえば後はしめたもの!!
・CGに使うお金がなくなってしまった分、メインのポケモンたちは粘土細工や簡単な合成で処理してしまうか、もしくはカードゲームに青春をかける男女といった感じに物語をシフトチェンジさせて人間メインにするか、どちらかで対応するしかないでしょう。
・その場合も藤岡大先生はピカチュウ役継続です。
・いやぁ、あとはクランク・インを待つのみ。脚本は何となーく宮藤官九郎さんに頼んでみてね、主題歌はB’zにでもサクサクっと頼んでおきましょう(軽いっ!!)。
・ここまでやっておけば夏休みの課題も優秀賞が取れるはず。いや、むしろ目指すはアカデミー賞ですよ!!
…あぁ、冗談はさておき、夏休みの工作とか自由研究ってもう一回やってみたいなぁ。現役の皆さんは是非悔いの残らぬもんを作ってくださいな。