どうも、須貝です。
まさにご無沙汰ですね。最近は色々と忙しく立ち回っておりましたが、それがそのままブログを更新しない理由になるかと言うとそうでもなく、人は、暇があってもやる気によっては、その暇をやるべきことのために使わない生き物なのかもしれません。
しかし、そうやって人生というものの時間を無駄だの有益だの、そんなことばかり考えて区切るのは、あるいはいいことではないのかもしれません。
と、ここで無理に人生という言葉を使ってみましたが、皆さんも一度くらいは人生ゲームに興じたことがあるはず。家族や友達で遊んだりすると、何となくそれぞれのキャラクターとリンクしたりして面白かったり。
しかし、リアルに不幸な友達とは決して出来ないゲーム、それが「人生ゲーム」でございます。
○こんな人生ゲームは嫌だ!!
・スタートから二マス目に「死亡」のマスがある。
・スタート時点の持ち金の額に、実際の月収が反映されている。
・スタート時点の車のサイズが、実際の月収によって格付けされている。
・三マスに一つ「自殺する」というマスがある。
・「結婚する」というマスの次の九マス全部が「離婚する」というマス。
・十人中九人が、大きな成功もなく、大きな失敗もないが、至って平凡な人生を送る。
・職業カードで「タレント」を選択すると、男性の場合必ず覚せい剤で逮捕され、女性の場合は必ずプロデューサーと寝ることになる。
・職業カードで「サラリーマン」を選ぶと、必ず過労死するか、会社が爆発して死亡する。
・職業カードで「医師」を選択すると、必ず医療事故を起こして逮捕されるか、病院が爆発して死亡する。
・職業カードで「牧場主」を選択すると、必ず狂牛病で牛が全滅するか、牧場が爆発して死亡する。
・職業カードで「農家」を選択すると、地主の圧政や高過ぎる年貢の厳しい取立てに苦しみ、ひえやあわで飢えを凌ぐしかなくなる。茶を飲んだり白米を食べたりといった贅沢を夢見るが、最終的には富士山が爆発して飢饉に苦しむことになる。
・職業カードで「政治家」を選択すると、賄賂をもらったり仕事もせずに給料がもらえたりして最高である。
・しかし、参加者全員で協力するとクーデターを起こすことが出来る。その際政治家は、リンチにあって死亡するか、国会議事堂が爆発して死亡する。もしくは死ぬよりも辛いことが待ち受けている。
・職業カードで「ニート」を選択すると、何も起こらない上に支援金が政府から出て最高である。しかし両親が死亡した場合、無条件で即死亡する。
・ボーナスステージのラスベガスはハイリスク・ノーリターンで、強制参加である。
・子供が生まれると、必ずグレるか家出するかイジメを受けるかする。
・持ち金が底を尽くと、支払いは全て臓器で賄われる。
・「開拓地」の他に「樹海」という選択肢がある。
・やたら天災が多い。
・保険に入っても、保障されるとは限らない。
・「右隣の人と夫婦交換する」という、強制的なスワッピングのマスがある。
・「一家離散」、「夜逃げ」、「無理心中」というマスが、交互に現れる。
・ゲーム終了時に、参加者の八割近くが精神に異常を来たしている。
・「二番が五番にキスする」という、明らかに別のゲームと勘違いしているマスがある。
・「自転車で日本一周する」、「ドーヴァー海峡を泳いで単独横断する」など、ゲームの範囲を超えた指示をするマスがある。
・最初から開拓地に行ける。
・「ワールドヴァージョン」というシリーズが発売されたが、政情不安定な国しか出てこない。
・アイテムカードに、「睡眠薬」や「銃」、「ナイフ」や「C4」などがあり、「傭兵」カードもある。
・おもいっきり生電話を元に作成されたため、妙にリアル。
・職業カードに「えた」や「非人」、「河原乞食」がある。
・説明書に、「本ゲームは実際の人生と違って、あなたでも成功することが出来ます」と書いてある。
…人生って、世知辛いですよね。