東京の冬。


どうも、須貝です。

随分とご無沙汰してしまっております。

最近は何だか思うように書けない日々が続いておりまして、これだけ慢性的に何も書けないというのは珍しいかもしれません。今、長い文章を書き始めようと足掻いているせいもあると思います。そういう時こそ短くても何でも構わずにひたすら書かなければ、と思うのですが、それも思うように行かず。ブログにまで影響してしまいました。

バイトばかりでその他の日常が締まらないせいかもしれません。早く稽古がしたいと思っている、これもまた珍しい状態です。

職業作家ではない趣味作家が書けないなどと、おこがましい話です。

さて、この一週間で一気に東京も冬めいて来ました。いつの間にか誕生日も終えて、僕ももう二十三歳です。遊んでいられません。遊んでませんけど、もううかうか気楽に生きていられません。

東京の冬はもう五回目です。

大学の試験のためにこちらに来た時、凍えるような冷たい雨が降っていました。動けば先々で雨が降る雨男らしい天候でしたが、だから僕は上京と言えば雨、冷たい冬の雨のイメージです。

試験当日や、今住んでいる家にやって来た日はすっきりと晴れていましたが、この雨の日が、今でもとても記憶に残っています。雨に濡れながら、見慣れぬ百円ショップに入って、吹けば破れそうな薄いビニール傘を買ったのでした。

こちらの冬は、風のせいか、骨身に凍みるような気がします。山形では雪の降る日々が一つのアクセントとして一年の区切りとなっていたので、こちらの冬は早く行き過ぎる様な気が、今でもします。それにもようやく慣れてきました。

慣れては来ても、自分はやはり雪国の人間なのだと思います。故郷では毎年その頃に初雪の降る僕の誕生日も、雪がなく迎えるのはいつまで経っても慣れそうにありません。心のどこかで、激しく吹き荒びながらも、暖かく包み込むようなあの雪の世界を、いつも求めているような気がします。

今年の冬は忙しく、あちらに帰ることは出来なそうです。出来ればこちらで、雪の姿をちらりとでも見られればと思っています。

Previously