どうも、須貝です。
ちょっと裏方のお仕事で静岡の方へ行っておりました関係で更新が滞ってしまいました。大道芸のフェスティバルがありまして、朝から晩まで働いていて割りと大変だったんですけど、楽しかったです。
このイベントが静岡ではかなり認知度の高いものらしくて、僕は全く知らずに乗り込んだんですが、静岡を挙げてこのイベントに取り組んでいる感がひしひしと伝わって参りました。人が多いんだ、これが。
道行く人が皆片手に小さな脚立を持っていて、これはなんでだろうと思っていたら、人だかりの後ろからでもよく見えるようにとのことだったんですね。
大道芸人の方々も世界中からいらっしゃっていて(僕は一人も存じ上げなかったんですが…)、毎年来ている方も多くて、静岡の方々と最早友達になっているくらい。面白かったですね。
で、僕は静岡上陸は初めてだったんですが、街並みも綺麗で住みやすそうな所でした。あまりブラブラ歩く時間もなかったんで、今度はプライベートで行こうっと。
そこから昨日帰って来まして、すぐにそのままコーヒー牛乳の『0号』を観劇。音響の撤収のお手伝いで行ったんですが、面白かったすね~。役者さんが上手過ぎるんだこれが。ちょっと俺、もっと頑張らないとダメだと衝撃でした。
さらに今日、今さっきひょっとこ乱舞の『プラスチックレモン』も観て参りまして、これもまた素敵なんだ。知っている人たちが皆遠く見えた…。
それで、二つのお芝居を観て思ったこと、僕はノイズの少ない作品が好きみたいだ、ということでした。これは好みでもあるし、完成度の話にもなるので一概に好みの話だけでもないと思うんですが、とにかくそう思いました。
作品が一つの作品として出来上がる上で、脚本・演出・役者・スタッフワークの中に無駄がなく、作品の完成に向けて構築されていく感じ、たまりません。全員が全員自分の仕事を分かっていて、最大限の努力をし、お互いを信頼している。モノ作りをする上で、一人一人が何をすべきか分かっていて、その上で作品をどうしていきたいかということを理解しているという状態が、僕は理想だと思うので、そういう意味でノイズはどんどん無くしていかねばならないと思っています。
コーヒー牛乳の役者さんたちはとにかく凄腕の職人揃い、ひょっとこの出演者の方々はやはり目を引くというか、華のある方が多いなぁと思いました。
それぞれの好みはあるにしろ、レベルの高い作品を立て続けに観ることが出来て、ガンガン触発されております。充実した二日間でした。
皆さんお疲れ様でした!!