歩いても歩いても。

どうも、須貝です。

この間、柿喰う客のれお君企画、カスガイの初稽古に行って参りまして、かなりしんどそうだけど相当楽しくなりそうな予感をビンビンに(死語)感じて来ました。

暫くは箱庭の稽古と並行することになるのでそれも大変だけど、両方ともやりがいがあるなと思います。

で、その稽古に僕は自転車で行っていたんですが、千歳烏山の稽古場に着いた時点で自転車がパンクしていることに気付いたんですよ。これはまずいと思ったんですけど、自転車屋さんはないし、どうしたもんかと。結局千歳烏山から家まで歩きました。これが相当大変で。

初めは終電がある時間まで歩こうくらいに思っていたんですけど、甲州街道を歩いていく内に自分がどの辺を歩いているんだか分からなくなってきて、もういいや、歩けるだろうと家まで歩くことを決意。

最初は快調に歩いていたんですけど、桜上水に差し掛かった辺りから左足に違和感が。膝の裏に痛みが走り出します。そのまま無理して歩いて行ったら今度は右足の膝裏にも痛みが。その時点でまだ笹塚。後悔先に立たずです。

両足を引き摺るように家に帰り着いたのが1時くらいで、大体二時間半くらい歩きました。無謀だったなぁ。でもこれで、僕にはフルマラソンは無理ってことがはっきり分かりましたね。

長い時間歩いていると、僕は夜に散歩に行くことも多いんですけど、段々考えることが暗くなっていくんですね。一時間くらい歩く頃になると、もう自分の人生とか生き方のダメな所とか、生き死にのことだとかを考え始めて、さらに歩いていくともう自分の存在のことなんかを考え始めて、限りなく考えが暗くなっていく。もうダメですね。

自分は一体何が出来るんだろうとか何があるんだろうとか必要とされているんだろうかとか考え始めると、マイナスの方にしか考えが向かなくて、本当に良くないですね。自分の周りにいる人のことを考え始めて、あの人はあんだけすごいのに、この人はこんだけ頑張っているのに、自分はなぁ…なんてことを考えてしまいます。

しかもその時に『マグノリア』のサントラを聞いていて、段々気持ちが感傷的になったり。もう24なのにな…。頑張らなきゃな。

次の日も筋肉痛で足が一大事でした。もっと自愛しよう。

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