もらって元気。


どうも、須貝です。

元気いっぱい柿喰う客の稽古をやっております。いやー楽しいっていうか筋肉痛がしんどい。皆もうパワーがすげー。ガッツガツです。負けじと頑張っています。眠っていた細胞の一つ一つを叩き起こす感じ。自分の体が大雑把過ぎていやだなと思います。もっと繊細に色々やりたい。なんか今無性に自分が情けなくて、歯痒い。なぜ以前はあんなに自信を持っていられたんだろうと思います。

演劇をしていると、400回くらい自分を殺したくなる。窓ガラスに頭突っ込んで喉掻っ切りたくなる。マジで。不意に壁に思い切り突進して激突する時とか、結構あります。手ぇ開かなくなるまで床殴ったりとか。なんかもう、不自由な自分をぶっ壊したくなる。自分の体を引き裂きたくなる。

誰かに頼まれてやっているわけでもないのに、一人で勝手に苦しんで、その先に何があるんだろうとよく思います。何もないのかも。何も残せないで死ぬかも。何かを残すということは凄いことです。どんな形であれ。何も残らないことが、多分一番怖いんでしょう、僕は。誰からも見向きされなくなることが、恐ろしいんでしょう。

その苦しみは果たして許されるものなのでしょうか。そんな薄汚い葛藤を芸術に持ち込んでいいのでしょうか。結果できあがるものが美しければそれでいいような気もするけど。いつまでも自分から離れられません。

今日仕事先に不意にはづきさんが来て、ブラブラして帰って行った。久しぶりに会えてなんかほっとしました。改めて見るとすげー細い。細ガールです。夏に負けないで欲しい。細いけど芯強いんだよなー。

さらに今日の稽古後、あんりとかとさんと中野の焼鳥屋さんに行きました。こちらはキャラメルボックスの岡田達也さんの行きつけのお店だそうで。すげー旨かった。近所なのに全く知りませんでした。東京は美味しいお店が多いぜ。二人に会えて、話せて、元気がもらえました。これから先何年生きようが、一人ぼっちにはなりたくないなぁと思いました。

明日からまた別の公演が始動します。暫く同時進行で稽古ですが、そちらも凄く楽しみ。今年は自分をギリギリまで追い詰める年にしたいです。

人に迷惑掛けない程度に…。

写真は休憩中の日本女子&韓国女子。プラス今回舞台監督をやってくれる佐野さん。中国女子はフレームアウトしてます。今回の座組み、女子が強い。負けないように…いや、負けとこう。女が強い村は平和だって言うし。

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