どうも、須貝です。
本日WS1日目を終え、日付変わっちゃいましたが明日2日目。いやぁ、緊張した。2時間ってすげー短いですね。
そして。14日からはいよいよリーディング公演の本番。稽古が、疲れる。1シーンを読み終わった後、思わずぐたっと崩れ落ちてしまうほど。ずっと控えていたチョコレートを、この劇場入り期間中だけと限定して再開しています。体が糖分を欲しています。
少人数のお芝居に対する興味がここ最近高まっていて、そういうタイミングでこういうお話をいただけ、古川さん、そしてれお君という僕が信頼する二人と組ませていただけたのも、本当に嬉しい。今年やりたいことは全てクリア出来そうです。
最近このお話をやっていて思うのは、何かを強く思い過ぎることで、他の大切何かを失ってしまうということが、どうしようもない分ひどく切ないなということ。例えば僕の場合、お芝居に全精力を傾けるのは非常に良いことで、それを今自分が欲しているならそれはそれでその気持ちを優先させるべきなのですが、盲目的にはなるまいと、思うのです。
あくまで演劇というものは、自分の人生の一部で、全てではない。他のことも全て、あくまで一部で全てではない。僕が演ずるこの男のことを僕は非常によく理解出来ますが、この男の生き方に納得してしまってはいけないような気もする。
それが弱さだとしても、人は、生きていくために、どこかに逃げ場を作っておくべきなのだと思います。家庭であったり恋人であったり趣味であったり。自分を追い詰めていつか死ななければならないほどになってしまうくらいなら、少しだけ弱さを持ちながら生きていく方が、ずっといい。
何をどれだけ突き詰めたとしても、それが死に向かうならば、それはやはり負けなような気がするのです。生きるのがやはり最終的には、勝ちだと思う。
今話したことはあんまり本編と関係ありませんけど、とにかく濃い空間。チケットの料金は1,000円ですが、これは毎月1日の映画の日くらい太っ腹な料金設定ですよ。是非。
mitsudomoe企画 リーディング公演
『あなたに似た人』
○期間 2010年8月14日(土)~16日(月)
○会場 SIM STUDIO
○作・演出 古川貴義
○出演 玉置玲央 須貝英
○タイムテーブル
14日(土) 14:00/18:00
15日(日) 14:00/18:00
16日(月) 19:30
○チケット(全席自由・日時指定)
前売・当日共 1,000円
○ご予約(自動的に須貝扱いのチケットとなります)
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未成熟な人間の特徴は、理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある。これに反して成熟した人間の特徴は、理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある。(ウィリアム・シュテーケル)
だ、そうです。
本番が楽しみで仕方ないね。
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おぉ、なんかすげー分かる、これ。
なんか僕もワクワクしてます。