今、日本で最も熱い男~You are the best tennis player!~

それは、シュウゾウ・マツオカ。

何となく元気のない日本社会を、現在、この男がたった一人で支えているといっても過言ではないのではないだろうか?(いや、過言である)

言わずもがな、彼は元、日本を代表するテニスプレイヤー。引退後、スポーツコメンテーター、スポーツキャスターとしてニュースや、バラエティ番組などにも多数出演している。
現役時代からその熱いプレイはあまりにも有名であったが、引退後、活動の場を移してからは、まさに、鎖を噛み切った狼のごとく、その情熱の全てを、彼の人生の一瞬一瞬に叩きつけていると言える。

今回は彼を取り巻く人々へのインタビューにより彼の人間像に迫り、彼のこれからを占ってみたいと思う。

~元女子テニスプレイヤー、D氏~
○シュウゾウさんとの関係は?
・私、後輩なんですよ。だからよく「おい、伊達!」とか大声で呼ばれて、ちょっと恥ずかしい時があります。

○殺意を覚えますか?
・いえ、そこまでは…あ…いや、やっぱりなんでもないです。

○テニスの選手には彼のような情熱型の人が多い気がしますが…
・そうですね、やはりダブルスがあるとは言いながら、基本的にはテニスは個人競技ですから。特に男子のプレイヤーだと、往年の名選手、例えばマッケンロー選手なんかもそうですし。ギリギリの土壇場では、その情熱と強い精神力がものを言うと思います。ただ…全てのテニスプレイヤーが彼のようだとは思いません。彼の情熱は一種独特のものですから…

○同一視されることに悪感情を抱きます?
・いえ、そこまでは…あ…いや、やっぱりなんでもないです。

○テニス教室で小学生にマジギレして泣かせたと言うのは本当ですか?
・本当です。

○技術的な部分を指摘されたのですか?
・いえ、精神的な弱さを指摘したんです。

○その時、どう思いました?
・必要なことだと思いました。精神の強さはテニスで最も必要なものですから。ただ…ちょっと可哀想かなと思いました。

○プライベートな質問ですが…恋愛関係を持つことを持ちかけられたことはありますか?
・ありません。例えあっても絶対に言いません。
  

~ニュースキャスター、F氏~
○シュウゾウさんとの関係は?
・私がキャスターを務めるニュース番組でスポーツのコーナーを担当してもらっています。

○Fさんも情熱的な実況で有名ですが、シュウゾウ氏のことをどう思います?
・よく、「実況してる時の古館さんの熱意には頭が下がります」って言われるけど、僕から言わせたら、リポートしてる時の彼も相当なもんだと思うよ(笑)。ただ、彼みたいな人は必要だと思うし、彼の存在は今や番組に欠かせなくなってる。あの存在感はなかなか出せないよ。

○しかし時には鬱陶しくなることもあるんじゃないですか?
・君、何てこと言うんだ(笑)。どんな人だってその時の自分の気分によって、ちょっと付き合いたくないなと思う時もあると思いますよ。

○…と言うことはシュウゾウ氏に対してもそういった感情を抱く時があると?
・………。

○質問を変えます。スポーツ選手からキャスターに転向したシュウゾウ氏を、同じくキャスターであるFさんはどう思います?
・いや、立派にやってると思うよ。やっぱり僕なんかは喋るしか能がない男だから、彼みたいに実体験から同じプロのスポーツ選手に迫れるその観点は、素晴らしいものだと思う。やっぱりあるじゃないですか、頂点を見たものにしか共有できない視点って。それに加え彼の天性の情熱で、ズバズバ切り込んで行っちゃうのは、見てる側としても痛快だね(笑)。

○しかしそれが、時にスポーツ選手のパーソナルエリアを侵してしまっているのもまた事実ですよね?
・………。

○質問を変えます。彼と一緒に仕事をしていて一番驚いたことは?
・毎日が驚きの連続ですよ(笑)。でもそうだな、まだ番組始めてすぐの頃、CM中に急に懐からおにぎりを出してほおばり始めた時なんかは、驚いたって言うか、度肝を抜かれたね(笑)。テニスの試合の休憩時間と同じ感覚(笑)。

○シュウゾウ氏らしいエピソードですね。彼を番組から降板させようと言う意見はなかったのですか?
・………。

○質問を終わります。

…他にも彼がリポートした現場での、いくつかの証言を手に入れることができた。
まずどの選手も声をそろえて言うことなのだが、「声がデカく、身長もデカいから、目立つ」ということである。
スキージャンプの大会では、ある選手が、「シュウゾウさんに気を取られていたら、うっかりK点を越えてしまった」と証言しており、プラスの作用もあるようだ。
しかし、あるラリーの選手が、いかにラリーカーが速いかをシュウゾウ氏に見せようとしたところ、「速さに驚く彼のリアクションの大きさに、僕の方がびっくりしてしまって、危うくコースアウトするところだった」と語っているように、その多くはマイナスの要因であるようだ。
卓球で有名なIちゃん(実名は伏せる)は、シュウゾウ氏が、自分の掛け声である「サッ!」を、自分よりも早く言ってしまったため、久しぶりに泣き虫Iちゃんに戻ってしまった。
また、競泳のK氏は、金メダルを取った後、「メッチャ気持ちよかったけど、プレス席のシュウゾウさんの方が気持ちよさそうだった」と、悔しさを隠しきれない様子であったと言う。

さらに私たちは、彼のスポーツ以外での活躍にも注目してみた。

~つづく~

Previously