帰ってきたよ。~復帰記念特大号~

…大変だったんだ。

もう言い訳することすら面倒なので、とにかく近況を報告します。長い間何の書き込みもしなかったので、今度こそ見る人もいなくなったことでしょう。でも、続ける。

一人芝居の話は何度かこのブログ上でもしてましたが、実は、その後すぐに別の現場に劇場入りしていたのです。
なので!とりあえずその二公演を終えて、思うところを忘れないうちに書いておこうと思います。

1.一人芝居を終えてあれこれ。

まず一人芝居の方、無事怪我も病気もなく終えることができました。ご来場の皆様、応援してくださった方々、ありがとうございました。純粋なお客様の数は103人と、一応盛況といってもよいでしょう。

二日目、3ステージを終えた段階でお客様の数は確か52人、楽日の予約数から、もしかしたら百いけるんじゃないの?という思いが、わたくし須貝をはじめ、スタッフの皆様方にも過ぎり始め、そこからは熾烈な客集めとなりました。
しかし!最終日の昼の客数はなんと8人、僕はその時点で百越えを諦めました(スタッフの皆さん、ごめんなさい)。
再びしかし!最終公演の予約数がいつの間にか増え続け、開いてみたら四十五人(確か)のお客さんに観ていただいたのでした。

非常に辛かったけど、心から楽しい公演でした。課題のほうが多く残された感はもちろんありますが、自信に繋がった部分も通常の公演に増して多かった気がします。
色んな人たちの協力のおかげです。皆、ありがとう。一人芝居なんて嘘ですね。

たくさんの人に協力してもらったのですが、最終公演は思いもよらない人に助けられました。
ブースで、音響の浦井さん(コマツ企画)に、ライブで喋ってもらい、その背後で照明操作の安齋さん(Fantasista?ish.)に猫の鳴きまねをしてもらうというシーンがありました(スタッフに何をやらせてるんだって話ですが)。
心に少し余裕の出来ていた僕は、安齋さんに、「猫がたくさんいるように鳴いてください」と謎の要求を出し、安齋さんもなぜか承諾、大楽ではいつもより多めに、まさにたくさんの猫を演じてくださいました。

しかし、舞台上の僕には一つの疑問がありました。

「今日は確かに多めに鳴いてもらっているけど、あの低い、もう一つの鳴き声は、一体誰が出しているんだろう?」

そう、舞台上の僕には確かに、マイクで喋る浦井さんの声と、安齋さんの声、そして、確かに違うもう一つの低い鳴き声が聞こえていたのです。(客席でもはっきり聞こえていたようで、映像さんは実際に聞きもし、映像にもその声は残っています)

終演後にそのことを二人に聞いてみると、そんな声は聞こえなかったと言います。ブースで観ていた人がもう一人いたのですが、女の子だし、声質からして明らかに違うのです。

も、もしや…これはアレ?ですか?

そう、たぶんアレです。なぜならブースの二人はホーミーの技術は持っていないし(当然)、その劇場はよく出る事で有名です。

でも幽霊さん、ありがとう。また出演してください。

2.てあとろ50’十二月公演を終えてあれこれ。

一人芝居を終えたのが11月の27日、次の日は一日使ってバラシ(劇場を元の状態に戻します)、そしてなんと、僕は早稲田の学生会館というもう一つの劇場で、並行して次の現場の音響の仕込みをしておりました。
僕が今年の五月までいた、早稲田のてあとろ50’という学生劇団の12月公演で、僕は音響操作としてお手伝いすることになっていました。

やはり自分が世話になり、迷惑をたくさんかけた劇団ですから、頼まれれば断りません。というか断る権利はありません(たぶん)。
打ち上げ明けだったのですが、前に打ち合わせした段階から考えると、たぶん楽だろうと考えていたのです。四日仕込みだし。

ところが。

まずネタ(音源)がない、曲が決まっていない、挙句の果てに決まっている曲を焼いたCDも、技術的な問題から再生できず、全て借り直しという状態になってしまいました。客入れ・客出し(開演前、終演後のBGM)も決まっていたものが再生できないという辛い状態に陥り、一時、本当は軽いパニックに陥ったのです。SE(効果音)も一つもできていなかったし。

でも僕にはこの現場に入る前に一つ決めていたことがありました。
それは、「決して怒らず、イライラした態度をとらない」、ということです。
それ自体はあまりに当然のことと思う人もいるでしょう。確かにそうです。でも一応わけがありまして。

去年の同じ公演、つまり2004年度の十二月公演でも、僕は音響の技術的なサポートとしてお手伝いしていました。その時は別に音響さんがいたのですが、作・演出との打ち合わせ不足や、意見の衝突、意図の食い違いなどで、僕のイライラはピークに。自分の勝手な感情のために、現場の雰囲気をずいぶん悪くしてしまいました。その時も前の週に自分がメインの音響として入っていた現場があって、バラシと仕込みを並行して行っていました。その疲れを理由に不満を爆発させたんです。ほんと、情けない話です。

今回、その音響の話を受けた時に、僕がまず最初に思ったのは、「きっと自分は一人芝居後でボロボロになっていることだろう。そして演出も音響のプランも拙い部分はあるだろうし、僕はそれにイライラすることだろう。でもそれで気分を害して周りにぶちまけたら、一年前と同じことになる」。

一年経ったんだから、少しくらいキャパが広がったことを皆に示せなければ、僕はそこまでの男です。そう覚悟して臨んだ現場でした。

でもその心配も、必要ないといえばない現場だったかな。
確かに大変っちゃあ大変だったけど、別に怒る気持ちにもならなかったし。どちらかと言えば、僕のそういった臨み方のせいでは全然なく、現場自体、とても楽しかったのかもしれません。一人芝居を乗り越えていたから、大抵のことは大丈夫だと思っていたし(案外ヤバくても幕は開く)、作品も面白いと純粋に思ったし、何より、表現として参加できてとても有意義な作品でした。

あとはね、やっぱり後輩が可愛くて。
僕の二コ下の代の子たちがメインで、みんな素直で真面目で一生懸命。鬼のような人ででもないかぎり、普通は可愛く思うでしょう。これからも関わって行きたいし、僕がヤバいと焦るくらい急成長してくれないかなと思います(偉そうに)。

一人芝居を終えた時に嬉しかったのが、前述の安齋さんに、「まさか君たちの代とこうやってお芝居できるとは思

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