書く。

どうも、須貝です。

昨日、本郷剛史の主催するカレーパーティーで楽しみ過ぎたせいか、疲れが溜まりに溜まったせいか、ちょっと具合が悪くなり、お仕事をお休みしてしまいましたよ。あーあ。

久しぶりに家に一日います。家で黙々と出来る作業をしています。
ずっと奥歯の辺りが炎症を起こしていたのも、10時間近く寝たら治りました。疲れだったのだろうか。

昨日は劇団はんなりふるぼっこさんに書き下ろす脚本、『さよなら、三上くん』のために、出演者の方とお話をしてきました。
一応どなたが出演なさるか知らない状態でも書けるだろうとは思っていたのですが、知らないよりは知っていた方がいいだろうと思い、あとは作品を書き進めるためにヒントもいただきたかったので、劇団として公演を控えている所を時間を割いていただきました。

まず皆さんがどういった方々なのか伺ったんですけど、結構皆さん波乱の人生を歩んでいらっしゃる。皆僕より年下なのに。稽古場に来て僕が一番年上というのが久々の(多分7年ぶりくらいの。大学以来ですね)経験だったので、驚きました。僕は自分はなんとなく流されて演劇をやってきたような気がしているので、自分でそれを選んでやっている、という時点で凄いなーと思ってしまう。

物語が高校を舞台にした話なので、皆さんの高校時代のお話とかもお聞きしました。人の高校時代の恋愛の話聞くのがぼかぁ好きでね。『センチメンタリ』の時も確か全員に聞いた気がします。いつ誰の話を聞いてもこそばゆいもんでね。

一日かけてお話して、なんとなく、物語をどういう風に進めていくか分かった気がしました。楽しみです。

役者をやっている自分がまさか脚本を依頼されるとは思っていませんでしたが、ずっと小説家になることが夢だったので、書くことを望まれることはとても嬉しいです。書くことは、僕は全然仕事に出来なくていい。好きだからです。職業作家さんには怒られるでしょうけど、趣味と言い切ってしまってもいい。僕は書くことを僕の人生のスパンで考えているので、例え今お金にならなくても、書き溜めておくこと、形にして発表することは意味のないことではないと思っています。いつかきっと、この試みが、僕の血肉になり機会になることがきっとある。わりと何の疑いもなくそう信じています。monophonic orchestraの活動もそう考えて始めたので、二年目の今としては悪くないんじゃないかなと思っています。

しかし、モチベーションとしては勝ちにいってますよ。趣味の作家が職業作家を打ち負かすなんて、痛快じゃないですか。

どんなものも、自分が上達したことを不意に自覚する瞬間があって、それは本当に不意に訪れるのでそれまでは苦しみの連続でしかありませんが、本当に不意に訪れる故にその喜びは計り知れません。

『確率論』の時、60分ほどのお芝居でしたが、その間、自分が止まった時間の中を動いているような感覚に何度も陥りました。それが堪らなく面白かった。この世界の王様になったような気分でした。

昨日僕が書いた『さよなら、三上くん』の冒頭を皆さんに読んでもらった時、「おぅなんだ、面白いじゃないか」と思いました。

「天地自然に四季のあるように 人間の修行などもまた 繰り返す四季の如し」とはバガボンドより胤栄さんの言葉。
「辛く苦しい冬を乗り越えれば 新たな生命の息吹き 力みなぎる春は来る 己の身にそれを感じぬか?」とはそれに続く言葉。

いくたびもの春や夏や秋や冬を越えて、そうやって研ぎ澄ましていきたい。
出来れば誰かや何かを排することなく。

僕は僕が理想とする人間に、少しずつでも近付いていきたいです。

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