高校生。

どうも、須貝です。

最近あまり更新出来ていませんね。今週の須貝兄弟の方もそろそろ更新しなければ。
うちに帰ると大体もうへとへとで、やらねばならぬことをしているともう就寝時間、数々のことをやり残して結局次の日も同じ。そんな毎日を過ごしています。丸一日お休みの日が早く来て欲しい。しかしそういった休みの日ももうすでに遊びの計画を入れているから休むことは出来ない。そんな最近です。

最近僕が何をしているかというと、大体モノフォニの稽古をしたり、脚本を書いたりしています。
今回のmonophonic orchestraは短編三本立てなんですが、今その最後のお話を書いています。
それ以外の二篇がちょっと重ための話な分、軽い話にしようかと思っています。
そっちの話を息抜きとして書くために、またもうちょっとしっかりした話を書きたいなと思っていますが、何を書こうかな。

この間お願いされて書かせていただいた脚本の第一稿が上がりまして、それが高校生たちがメインキャラなせいもあり、また、モノフォニの方も『ファーファーファーファー,ファーラウェイ』の方が高校時代のシーンが多いせいもあり、最近よく高校時代のことを思い出しています。
僕は人の高校時代の話を聞くのが好きだし、自分の高校時代の話をするのも好きですが、どうも高校時代というやつが、自分にとっては何か大きなものを占めているようで、大学時代の話なんかそれに比べれば大した興味も持てませんね。

なんというか、子供と大人の丁度良い中間点といいますか、気恥ずかしさと社会性と自信と不安と色々に入り混じっているために、その時期の話はその人にとって防御しようのないその人のむき出しの生身である面と、もう既に社会と自分がどう繋がるか、みたいな基本スタンスも決まり始めているので、話を聞いてみるとひどく今知るその人っぽかったり、そういう人間的な多様さが見られることが多いので、好きです。

「中学時代と高校時代のどちらが楽しかったですか?」という質問をする場合でも、「中学時代が楽しかった」という人には「なぜ高校時代が楽しくなかったんですか?」と聞くし、「高校時代が楽しかった」という人には「高校時代の何が楽しかったですか」と聞いている気がします。なんなんですかね。なんかそっちに興味がいくんですよね。

街で見かける高校生たちに対しても、「俺が高校生の頃はこんなに大人っぽくなかった」と思う時と、「俺が高校生の頃はもっと大人だった」と思うことが同じくらいあって、それもまた面白い。今までの人生の中でどの時点に戻りたいかと聞かれたら、大抵今が一番なのでいつにも戻りたくないと答えるんですが、強いて戻れと言われたら迷わず高校一年生に戻るだろうと、思います。

そう考えると高校生というのは、不思議な時期だったなぁと思います。

当時から考えたら26歳なんてのは大人も大人、もう既に社会的に成功しとるだろうと思っていたもんでしたが、甘かったですね。まぁしかし当時の僕が今の僕を見たら、「その調子で頑張れば?」なんて言われそうで、なんか、複雑な気持ちです。

当時なぜあんなに勉強することが出来たんだろうとか真っ直ぐ生きられたんだろうとか色々に思いますが、今に至るまでに失ったものと得たもののことを考える時、多くその比較対象は高校時代です。僕の場合。あの頃の僕というものは、僕でありながら僕にとって他人の、親しいような懐かしいような、遠いような無関係なようなそんな人で、その辺りの感覚が自分の書くものに出てくることが多いらしく、自然、物語や登場人物のどこかに、「高校時代のその人」のような部分が垣間見られるような気がします。

いつか30人くらい高校生が出てくるお話を書きたいと思っています。劇場じゃなく体育館を使って。男子校の話とかやりたいなー。皆学ラン。誰かしらやってるだろうけど。

最後に10個だけ、「こんな高校生は嫌だ!!」をやりたいと思います。

~こんな高校生は嫌だ!!~

・あだ名が「セックスマシーン」。

・アフィリエイトで稼いでいる。

・時々タガログ語を話す。

・37歳。

・水筒がシャンパン。

・お弁当が叙々苑の焼肉弁当。

・パンツがカルバン・クライン。

・決め台詞が「アゲアゲでいこうぜ!!」

・天才高校生探偵だが、得意技は尾行と素行調査で推理はからっきし。

・高校生活一番の思い出が草むしり。

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