ぶっちゃけ早稲田であまりご飯を食べません。利用するのはほぼ学食です。
のっけから早稲田グルメの話なんぞする雰囲気ではありませんが、このページを見て逆にここ行ってみなよ、的なオススメのコメントが寄せられることを強く望みます(基本的に地軸が自分)。
○めくるめく早稲田グルメの世界
1.キッチン南海
・南海自体は東京の各地にあるので早稲田グルメでも何でもないのだが、その土地その土地で、家族経営だったりいかにも野球が好きそうなおじさんがコックだったりとかなり地域色が出るのだ。一体どういうシステムで都内に店舗を拡大しているのかがかなり気になるが、気付けば地味に一番よく行っている。
・早稲田店のコックさんは人の良さそうな、いかにも昔から早稲田を愛していそうな、今の早大生には愛情のこもった眼差しを向けるおじさんである。しかしアルバイトの中国人留学生には少々厳しめだ。
・南海は店によって微妙にメニューが違うが、チキンカツはやはりどこもおいしい。衣はサクサク、鶏肉はジューシーである。彦麻呂さんなら、「お口の中が外メソ内弁慶や~!」と言うことだろう。そして早稲田店に置いてある自家製(らしき)ドレッシングも非常においしい。
・個人的な思い出と言えば、昔僕は南海で卒論の指導教授とばったり出くわしたことがあるが、卒論指導に四ヶ月ほど行っていなかったため、必死に知らんぷり。結局全くばれなかったが、それはそれで悲しかった。
2.ごんべえ
・うどん屋である。早稲田界隈ではかなりメジャーである。僕が一番好きなメニューはごまだれうどん。炊き込み御飯もついてくる。
・僕は食べたことがないのだが、ここのカツ丼は相当しょっぱいらしい。完食不可能とまで言われる。彦麻呂さんなら、「お口の中が死海文書や~!」と言うことだろう。
・ちなみに通りを挟んだ向かい側にキッチンオトボケと言う店があるが(後述)、カツ丼のカツはこの店で揚げたものを使っているらしい。ごんべえのオヤジが銀色のトレイにカツを乗せて道路を横断する姿がよく目撃される。その度に早大生は、カツ丼の洗礼を受けることになるであろう何も知らない子羊たちの為に祈るのである。
3.ママキムチ
・西早稲田キャンパスの近くにある韓国料理屋さん。近所にママハウスという類似店(姉妹店?)がある。この店は安い、多い、ウマいの三拍子が見事に揃っている。韓国料理はもちろん、酢豚やチンジャオロースーも絶品だ。
・特に好きなメニューは海鮮チヂミ。必ず頼む。大勢で行くと二皿以上は必ず頼む定番メニューだ。さっくりとした歯ごたえ、その後に口の中に拡がる海鮮のうまみ、もっちりとした食感、タレの味と相まって正に絶品だ。彦麻呂さんなら、「お口の中がエレクトリカルパレードや~!」と感嘆する事だろう(最早言いたいだけである)。
・店員さんが非常に気さくでいい人。サービスもしてくれたり。韓国に住みたくなる。
・この店にまつわる思い出と言えば、ある公演の顔合わせの際にテーブルが壊れ、出揃っていた料理が床や列席者にぶちまけられるというアクシデントが起こったことであるが、結局その公演はアクシデント続きで集客も少なかった。呪われた公演だったのかもしれない。
4.キッチンオトボケ
・前に述べたがカツカレーが人気のお店である(たぶん)。ちなみに一回しか行ったことがない。
・ではなぜそんな思い入れの少ない店を紹介したかと言えば、この店にまつわる思い出が大部分その理由を占める。
・ある時、稽古が終わって東西線早稲田駅に向かう途中、すでに閉店していたオトボケの前を通り過ぎた。店内は灯りが付いていなかったため暗かったが、テレビがついているらしく、薄ぼんやりと店内の人物の姿を浮かび上がらせている。一度は何のことはないと通り過ぎたが、冷静に思い返してみて、はっとなった。「今の人、半裸じゃなかった!?」
・一緒にいた友人数人ともう一度戻ってよく見てみると、確かに店内の人物は半裸なのである。しかも斜め上方のテレビをじっと睨みつけて仁王立ちしているのだ。恐い。かなり面白いが、恐い情景だ。
・これでもしテレビの内容が紛争や難民キャンプの現状を報道したものであったとしたら、そのオッサン(おそらく店長)は確実に平和主義者だが、動物奇想天外!とか徹子の部屋(録画)だったとしたら、どう解釈すればいいんだ!?しかもどっちにしろなぜ半裸か理由が全く分からない。しかもそれは冬の出来事。今でもあの情景は忘れる事が出来ない。
5.三つのオレンジへの恋
・オムライスが美味しいお店。卵が正にトロフワ。旦那さんが早大出身で始めたお店らしいが、店で旦那さんを目にするのはまれで、主に奥さんが切り盛りしているようだ。
6.三品
・牛めし屋さん。具体的には牛めし、カレー、カツの三種類をあらゆる組み合わせで楽しむ店である。そして安い。
・まだ二回しか行ったことはない。なぜか行く度に店は休んでいる。
・あの丸山弁護士も学生時代は行きつけ。
7.高木や
・これも正確には高田馬場にも店があるので早稲田グルメと言っていいかは分からないが、激辛のつけ麺がうまいらしい。
・「らしい」というのは、実はワタクシ、辛い物が苦手で、いつもごまダレを食べているのだ。通に言わせればそれはディズニーランドに行ってイッツ・ア・スモール・ワールドのみで満足するようなものだと言うことであるが、苦手な物は苦手なので仕方がない。
8.YAMITUKI
・この店は場所が非常に分かりにくいが、とても美味しいカレー屋さんである。
・野菜やチーズ、肉などゴロゴロと具沢山、それぞれの味がマッチしてご飯に絡む。辛さもほどよく、チーズをトッピングしたりするのが個人的にはお気に入りである。彦麻呂さんなら、「お口の中がトロピカルワンダーランドや~!」と発言するかも知れず、もしかしたら一度くらい言っているかもしれない。
・中野に「YAMIYAMI」というほぼ同じカレー屋があるが、姉妹店なのだろうか?
9.次郎亭
・かなりコアな雰囲気の漂う沖縄料理屋。ソーキそばはもちろん、ラフティーやミミガーのサラダ、海ぶどうなどとにかく料理が美味い。
・この店に入ると大抵立ち上がる気力をなくし、仕事や次の日の予定なども強制的に頭の中から排除される。彦麻呂さんに言わせれば、「
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場所は今や馬場?だけど「珍味」は殿堂入りでしょう!
他にメニューが沢山あるにも関わらず、ナスとからあげしか注文させてくれないお店。ナス好きが認める、ナスの為のお店。
YAMITUKIは大好き。また行きたくなってきたー。
あと、華翠苑は餃子が絶品です。
「餃子の皮を打つ、海老のあばれ太鼓や~!」
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珍味は頭の片隅にあったけど、実際に俺が食べに行ったことがなかったためランク外に。ナスとから揚げしか注文させないって、よっぽどだね…
うん、彦麻呂さんはそんな風に言いそうだし、実際言ってるかも。