2012年10月17日(水)、雑記。

どうも、須貝です。

何度折れたら諦めるのだろうと、
自問自答してみたり。
もう諦めるという感覚すら鈍っているのかも。もう引くに引けなくなっているのかも。

勝ち負けじゃないと分かっていても、僕は負けたくないと思っていて、
それが結構僕の原動力になっている。

褒められればすぐ図に乗るし、
調子に乗ってサボっちゃうし、
うまくいかなければ機嫌を悪くするし、
自分に注目が集まらなければ不貞腐れるし、
頑張った分だけの何かが返って来ないと不満になるし、
緩みまくって全然甘い、
ストイックにいきたいのにっていっつも思っているけれど、

恥を掻いて、
人の心が離れて、
嫌われて、
自分でも自分を、
どう扱っていいか分からなくなり、
折れそうになって、
それでも諦めないのは、

まだまだ納得出来ないと心の中で、
負けず嫌いの虫が這い回っているからだろうと思う。

自分の甘さや心の冷たさや気配りのなさや、
そういったものが許せなくて、
それでも僕には何かがあるとか、
何かを出来るはずだとか、
そうやって自分を信じていなくはない。
あやふやで都合のいいそれを、
ただ一つの救いみたいに心に持っている。

続ければ続けるほど、
続けることが安定に繋がるなんて、
そんなことは決してないのだということに気付かされる。
続けるということは、
危うさが増すということで、
続けている人は、
修羅場を潜ってきている人なのだ。
そういう人に触れたい。
吸収し尽くして全部、奪ってやりたい。

自分のこの性格を好都合に利用して、
持って生まれたこの俺を、
最大限に活用してやろうじゃないか。
俺は俺だ。
何度生まれ変わったって俺は俺に生まれてくるぞ。

僕が行きたい方へ、
進んでいきたい。

山手線外回り、幼い妹が兄に、「手を繋いでよ」とせがんでいる。
兄は恥ずかしがって、妹の手を邪険に振りほどく。
父親は気恥ずかしそうにしているばかり、「静かにしなさい」と彼女を嗜める。
妹はほとんど泣き出さんばかり、何度も何度も兄にせがむ。

あの時どうして一言、「繋いでやんなよ」と、
あの子の兄に言ってあげられなかったのだろう。

停車駅が近付いて扉が開いて降りて、彼らとの繋がりが断ち切られて、
僕を尻目に風を具して去る銀色の車体。

言えなかった言葉もなぜ言ってしまったのかと後悔する言葉も、
そういう自分の滞りの多い人生を、
それでも全て受け入れてあげたいのだ。
そういう強さを持ちたい。

綺麗ごとを言ってるわけじゃない。
マジで、
思ってる。

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