ジャズってのは、ガキの頃に憧れた近所の性悪女みたいなもんさ。

最近ジャズにはまっている。

最初に買ったジャズのアルバムは確か「グレン・ミラー」。えっ!?グレン・ミラーってジャンル的にジャズなの?とかいう疑問は置いといて、中学生の頃の僕は単に、「ジャズ聴いてるとか言ったらカッコいいだろうな」という考えでしかなかった。(そう考えてなぜグレン・ミラーを買ったのかはナゾ)

大学一年の時に同期の仲間とやったお芝居で選曲を任され、エンディング曲に、と思ってジャズを聴いたのが始まりだったと思う。そのお芝居の思い出と相まって、今では大切な一曲となっている。

それがBilly Taylorの「I wish I knew how」。もともと何かの映画の音楽だったらしくて(その映画は未だに知らないが)、有名な曲なんだそうだが、初めて聴いたときは衝撃が走った。頭を離れない美しいメロディと展開、なんか空気のような引き寄せる力、ジャズが古いなんて誰が言ったんだろう?

その曲もピアノ曲なのだが、基本的にジャズピアノが好きである(必然的にトリオのものをよく聞きます)。子供の頃、母が僕にピアノを習わせようとしたそうだが、そのときに習わせてくれなかったことを今でも時々悔やむ(自分勝手)。ま、例えやってても飽き性だからすぐやめただろうけど。でも最近、24でピアノを始めて、今ではピアニストとしてCDを出しているという人にお会いする機会があって、僕も今から習ってみようかと思っている。

ああ、でもきっともっと人生経験を踏まないと、ジャズの真髄ってやつは分からないんだろうけど。

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