恥ずかしながら。

どうも、須貝です。

僕は今がつがつと物を書いています。恥ずかしながら、ですが、僕がこうやってここにそういう告白をする時は、決まって心が折れかけている時です。もうきっと皆様方にバレているんでしょうが。

今まで共演した人とか仲のいい人のブログをこっそり覗いてみると、なるほど、皆こういう風に思っているのか、とか考えているのか、とか思うんですが、最近はそれがいい刺激になっている気がします。感化されて色々なことを思い付きます。

昔は人のブログを読むのが苦手で、何かを覗き見しているような気がして気恥ずかしく、今でも「ブログを読んでいます」と本人には言いません。エロ本を隠す感覚に似ています（失礼な）。

いや、違うな、グラビアアイドルに会った時に、本当はその人の画像をYouTubeで探したりしているんだけど、「お名前は存じ上げております」って嘘吐く感覚です。グラビアアイドルに会ったことないけど。

物を書くという作業は、特に長い物を書く作業は、自分の中にある物を洗いざらい全て吐き出す作業だと思ってます。何かに感化されたにせよ、一度自分というフィルターを通していくので、やっぱりそうだと思います。そうすると、うわー、自分は空っぽだ、と思い知らされる。

僕の貯蔵庫を端から端まで使えそうな物を探すんですが、食べカスみたいなものしか見つからない。こりゃ三十くらいにならないとまともな物は書けないぞ、と思う。事実そうでしょう。

でも、かと言ってじゃあ三十になるまで待つかっていうとそれもかったるいので、訓練だと思って今からがつがつ頑張るのです。書くという衝動を抑えることも出来ないので書くのです。

趣味でいいから、書くことだけは続けていきたいなぁ。お金を稼げる気はしないもんなぁ。

最近、競泳の上野さんに魚喃キリコさんの『strawberry shortcakes』を借りて、めっちゃ面白かったのですが、過食症の女性が登場してくるんですね。ひたすら食べるんだけど、全部吐き出す。

それを見ていて思ったのは、僕も書く時に自分の中にあるものだけじゃ足りなくて、映画や本や音楽やお芝居に触れて貯め込んでそれを吐き出して、また足りなくなって貯め込んで吐き出して、を繰り返しているような気がして。これはこれで過食症みたいだなと思ったんですけど、その女性の話とはあんまり関係ありません。ただそう思っただけです。

人生経験を積まなきゃ。もっと修羅場を潜らなきゃ。「若い頃の苦労は買ってでもしろ」って言った人に何かあげたい。

最近ブログで書いたことを後で読み直して後悔することがとても多いです。戯言ばっかり言って。皆さんもそうですか？