いただきました。


どうも、須貝です。

先日、2009年度佐藤佐吉賞最優秀主演男優賞という賞をいただきました。報告が遅れてしまいましたが、応援して下さった皆様、お祝いの言葉を下さった皆様、ありがとうございました。

これは毎年、王子小劇場が主宰して、その年の各部門の最優秀賞を決めるというものなんですが、僕は去年の4月に王子小劇場で上演されたカスガイの『リビング』という作品に参加させていただきまして、それでノミネートされていたんです。

まず、一つのお芝居において主演をやらせていただけるというだけで栄誉なことなのに、さらにその上、年間何本も上演されるお芝居の中からノミネートして頂き、さらに一番優秀であったという賞をもらうことが出来るなんて、これは本当に稀少でありがたいことです。

今まで自分はそういうものをもらうタイプの役者だとは思っていなかったので、まあ僕じゃあないだろうとたかを括っていたので、逆に今どう受け取っていいものかどうか戸惑っていて、実感が薄いです。

2009年はいい年だったと振り返ったばかりだった所にこの賞。締めくくりとスタートとしては幸先のいいものです。

『リビング』という座組みに出会えたからこそ、その中で生きることが出来たからこそ、生かしてもらったからこそ、いただけた賞だと思います。個人の賞でありながら、これはもう、『リビング』がもらった賞だと思っています。日高一くんという僕の役が、もらった賞だと思っています。

個人の実力としては、最優秀男優なんて肩書きにはまだまだ遠い。これからさらに頑張って下さいという期待を込めてもらっていただいたものだと思うので、期待に応えられるよう頑張ります。

今回カスガイがたくさん色んな賞にノミネートされていて、僕としては作品賞で最優秀を獲る方が確実だと思っていたので、少し、ヘコんでいます。でもまぁ、記録よりも記憶に残ったってことで、よしとするか。

今日の写真は祝賀会として行った、みんな大好きつけ麺「しょうえい」にて。れおくん、さや、まーくん。本当は反対側にかとさんとかあんりとかもえことかがいます。この日が誕生日だった深谷さんは欠席です。清水も体調崩し気味でお休み。

でもなんか、あの時みんなでやったことを思い出した。作ったものを。

みんな、ありがとう。

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