免許合宿二日目の須貝です。
山形は寒い…Tシャツしか持っていなかった僕は思わず長袖を購入。いくら北国でもこれはナシでしょう。
今回ATで二週間の合宿プランでやっとるんですけど、実家がめちゃめちゃ近いにも関わらず、旅館に泊まっております。なぜなら旅館に泊まって三食出ようが、実家から通おうが値段が一緒らしいのです。なら得な気分を味わおうと思ったのですが、それが失敗の始まりだった…
まずその旅館はあだち充作品に出てくるような、ベタなと言っても過言ではないくらいのボロ旅館(この時点でテンション上がりまくり)。明らかに家族経営で、食堂として使われている座敷には、洗濯物が干されている始末。趣があるにはあるんだが、ナンジャタウンじゃあるまいし。
そしておばあちゃん。これはボロ旅館に必須のアイテムです。切り盛りしてるのはお嫁さんだか、娘さんだかよく分かりませんが、とにかく四十くらいのおばさんなんですが、明らかに普通に住んでいるらしいおばあちゃんが一人。
風呂に入ろうとして服を脱いでたら(この風呂がまた昭和の風情たっぷりなんですわ)、急にドアが開いた。かなりびっくりして呆然としていたら、なんとそこにはバアさんがぬっと立っているではないですか。なんだこのばあさん、いまだに若い肉体に飢えているのか(自意識過剰)?とか思ってたら急に石鹸を差し出して、「きれてたの忘れてた」と手渡された。そして去り際に一言、「着替えっだったんだな、ごめんな」。そんなばあさんが夜な夜な徘徊する、親しみ深い旅館です。
料理は不味いけど、流石に温泉街、風呂は立派な赤湯温泉です。毎日温泉三昧で一気に癒されモード。空気もうまいし静かだし、やっぱ田舎は最高ですな。
近くにうまいラーメン屋があるんでそこに通いまくろうと思います。食べ物は本当にうまいところなんですよ、田舎だけに。
東京の便利さは捨てがたいが、あの喧騒には戻りたくない…もし俺が新学期になっても現れなかったら、実家の近辺を捜索してください。
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ATかよ!俺も合宿で同じ条件だったが、
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すまぬ。知らんやつと話すのも飯食うのも嫌だったんでやめた。東京もんばっかでなんか腹が立ってもうた。君のお兄さんは卒験危なかったよ。
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何ていう旅館?
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同室の人は富山大の人。いい人でよかったって感じ。確かにキャピキャピした友達作ろうぜ的な人が多いようで、それはムカつくが…よっぽど偏見あるんだね。東京もんなんていったって八割が地方出身者じゃないか。とりあえず俺は危なげなく仮免突破。
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旅館は清茂登ってところです。明らかに自動車学校の宿泊客だけで食っていっているようなところで、年季が入った旅館。今中野で住んでる家が築四十年だもんで、かえってボロくて落ち着くかも。